1915年に初代 森 喜作によって創業。
とても賑やかな 埼玉の桶川は、江戸時代 紅花商人で栄えた宿場町でありました。
桶川特産の紅花は山形産に比べ早摘みで商人の間でも「桶川臙脂」として大変珍重され、高価な価格で取引され土地の生活を支えていました。
その名残が今も 桶川の稲荷神社に三ノ宮卯之助という力士が持ち上げたという610kgの日本一の力石に、卯之助の名と共に紅花商人12名の名が刻まれています。
桶川は中山道の日本橋から数えて6番目の宿場町として栄えました。中山道は東海道に比べ難所も少なく滞る事を嫌う婚礼などの通行に好まれることから「姫街道」と呼ばれ、天下の将軍への嫁入りの旅の街道として「皇女 和宮」をはじめ数多くの姫宮たちを運んで参りました。
今もお泊りになった本陣や木戸跡が残され当時がしのばれます。
カテゴリ一覧